ますます深刻な少子高齢化。私達はどう生きるべきか

1980年代のバブル絶頂期から崩壊!ますます少子化が進んだ?

1980年代以降、日本はバブル絶頂期の時代を迎えます。特に私が新社会人となった昭和60年以降、世の中の景気は驚くほど良く、就職先もすんなりと決まりました。

特に銀行などの金融関係では、定期預金など預けると利子が6%つく高金利時代で、ボーナスなど多額な金額はすぐに銀行にて定期預金に預ける人が多かったです。まさしく貯蓄するにはもってこいの時代でもありました。

本当にバブル絶頂期と言われたのは、昭和61年(1986年)~平成3年(1992年)の約5年間で、世界中が好景気に満ち溢れていました。そのバブル絶頂期の平成元年(1989年)に私は結婚し、家庭を持つようになりました。

ですがその好景気を見計らうかの様に、女性がどんどん外で出て働くことが多くなり、出生率もどんどん下がっていきました。結婚しても家庭に完全に収まってしまうよりは、自分も働きべきだと考える主婦が多くなってきました。

そして昭和63年(1988年)から平成元年(1989年)にかけて更に出生率が下がってついに1.57%にまでになってしまいました。私が結婚した当初から、夫との両親と同居する世帯が減ってきて、核家族化にますます拍車がかかってきたのも平成に入ってからと言えます。

私も正直結婚したての頃はすぐに子供が欲しいとは思わず、働きたいことを優先させていた1人でありました。それに仕事しながら暫くは夫婦2人だけの生活も楽しみたいと思っていました。

ですから世の中子供の数が減っていることなど、全然分からず寧ろ他人事の様に思っていたのです。今思い返しますと、私が結婚する前後の少し前から母から「子供の数が減ってきた。」と聞いた覚えがあります。

ですが私にはまだ子供を産みたい考えがなかったので、当時は真剣には聞いていませんでした。

好景気が続いていただけに、働くことが面白くて、私は独身の延長のような形で新婚生活を送っていたんですね。平成に入ってから出生率が「1.57ショック」と言われた時期は、もうすでに私の年代は子供を産む適齢期に入っていたわけです。

結婚をすれば、周囲から「子供はまだか?」と私も言われるようになり、少なからずプレッシャーみたいなものを感じていました。さすがに私や夫の両親などは早く孫の顔見たさに会うたびにそのことを決まり文句にしていました。

ですが私の母の様にず~っと専業主婦の人生を送るのも何だか…と思っていましたので、バブル絶頂期こそ働いて、少しでもお金を貯めることが出来るこの時期を逃したくないって理由から、どんなに子供のことを言われようが、全然産む気にはなれませんでした。

世の中も結婚よりも仕事重視の女性が増えてきたせいで、少子化が進んだのも当時からありました。

ですが平成初期はまだ現代ほど少子化については深く取り上げることはしていませんでした。私の年代層が一番の働き盛りの時期に突入してきたこともありまして、ますます仕事に充実性を持っていた人達が多かったです。

働ける喜びを知った女性が多くなり、仕事優先で子供を産むのは後回し傾向が根強くなってきました。そんな中で少子化はもう確実に始まっていました。

そして好景気は終わりを告げ、バブル崩壊となり、日本の雇用情勢などが深刻になっていきました。